こんにちは!
きなたろすです!
今回は『「運がいい人」になるための小さな習慣 世界の成功者が実践するたった1分のルール』を読みました。
著者: サチン・チョードリー
本書は筆者の経験を元に「運が良くなるための習慣」や「ポジティブ思考の実践方法」を紹介しています。
全体の内容としては、ビジネスで成功するために必要なことを主軸に日常的なことやビジネスの場での小さな習慣の積み重ねを説明してくれています。
運と習慣の関係に興味を持ち、この本を手に取りました。
著者の行動力や大胆な物事の捉え方にも驚かされる一冊で、どんな人にもおすすめできる内容です。
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印象に残ったポイント
インドで人気が出る作品には、ひとつの大きな特徴があります。それは必ずハッピーエンドで終わるということ。CGを駆使したアクション映画でも、ミュージカル仕立てのラブロマンスでも、最後は誰もが胸をふるわせる素敵なシーンで締めくくられ、幸せな余韻を残してくれる作品ばかり。これはポジティブな環境に身を置く方法のひとつです。映画を見るという体験を通して、晴れやかな後味を買うわけですね。
(引用: Kindle位置1127)
インドが映画大国であることは知っていましたが、ハッピーエンドが主流であることは知りませんでした。
この考え方を実践することで、映画を見ること自体がポジティブな影響を与えると感じました。
映画を観ることで心が晴れやかになり、幸福感を得るという方法は生活の中に簡単に取り入れられる上に
映画そのものも楽しむことが出来る良い習慣だなと感じました。
お金の大切さを知り、世の中のキャッシュフローの仕組みを知ることは、科学や語学、道徳などと同じくらい大切なことだと考えているからです。
(引用: Kindle位置1240)
著者は5歳の息子に株式投資を教えているそうです。
実際に、息子に売買のタイミングを考えさせ、それに基づいて著者が取引を行い、得た利益で欲しかったおもちゃを購入するという経験を通じて、お金の価値を学ばせているとのことです。
その結果、息子さんは「お金があれば欲しいものが買える」「そのためにはお金を稼ぐ必要がある」ということを理解しているようです。
このエピソードを通じて、お金の使い方や得方を早い段階で学ぶことの重要性を改めて実感しました。
日本では「お金儲け=悪いこと」という意識が根強いですが、本書にあるように、マネーリテラシーを身につけることは語学や道徳と同じくらい大切だと感じます。
社会に出ると、確定申告や補助金の申請など、お金に関する手続きが不可欠になります。
それらを知らないと損をする可能性もあるため、早いうちから学ぶことの重要性を再認識しました。
幸運と不運は表裏一体。不運は視点を変えることで幸運に変わります。そして言い換えによって「面白がれる人」のまわりには、たくさんの幸運が集まってくるものなのです。
(引用: Kindle位置470)
やりたくないことや嫌なことも、視点を変えることでワクワクに変えることができるという考え方が印象的でした。
例えば、嫌な作業を「これをやったら次に〇〇をやりたい!」と視点を変えれば、気持ちが前向きになります。
その後実際に実行すれば、成功体験が積み重なり、成長を感じることができます。
どんな状況も、自分次第でストレスにするかワクワクにするかが決まるのだと感じました。
実践したいこと
ストレス的な作業や約束も、視点を変えて「やりたい!」という気持ちを持つことで、生活にワクワク感を増やしていきたい。
インド映画のように、ポジティブな体験から幸福感を得ることを意識して、日常生活の中で幸せな余韻を味わいたい。
まとめ
本書を通じて、成功するために必要なのは大きな変化ではなく、日々の小さな習慣や考え方の積み重ねだと感じました。
ポジティブな思考を持ち、運を引き寄せるために自分の行動を変えていくことが、最終的には大きな成果に繋がるのだと実感しました。
どんな状況でも、視点を変えたり、日常の小さな行動を習慣化することで、運を味方にすることができると思います。
それでは、ありがとうございました!